新規上場申請のための有価証券報告書
(Ⅰの部)
アルヒ株式会社
目次
頁
表紙
第一部 企業情報 ……… 1
第1 企業の概況 ……… 1
1.主要な経営指標等の推移 ……… 3
2.沿革 ……… 6
3.事業の内容 ……… 8
4.関係会社の状況 ……… 12
5.従業員の状況 ……… 12
第2 事業の状況 ……… 13
1.業績等の概要 ……… 13
2.生産、受注及び販売の状況 ……… 15
3.経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 ……… 17
4.事業等のリスク ……… 20
5.経営上の重要な契約等 ……… 27
6.研究開発活動 ……… 29
7.財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ……… 30
第3 設備の状況 ……… 35
1.設備投資等の概要 ……… 35
2.主要な設備の状況 ……… 35
3.設備の新設、除却等の計画 ……… 36
第4 提出会社の状況 ……… 37
1.株式等の状況 ……… 37
2.自己株式の取得等の状況 ……… 64
3.配当政策 ……… 65
4.株価の推移 ……… 65
5.役員の状況 ……… 66
6.コーポレート・ガバナンスの状況等 ……… 71
第5 経理の状況 ……… 78
1.連結財務諸表等 ……… 79
(1)連結財務諸表 ……… 79
(2)その他 ……… 141
2.財務諸表等 ……… 142
(1)財務諸表 ……… 142
(2)主な資産及び負債の内容 ……… 151
(3)その他 ……… 151
第6 提出会社の株式事務の概要 ……… 152
第7 提出会社の参考情報 ……… 153
1.提出会社の親会社等の情報 ……… 153
2.その他の参考情報 ……… 153
第二部 提出会社の保証会社等の情報 ……… 154
第三部 特別情報 ……… 155
第1 連動子会社の最近の財務諸表 ……… 155
頁
第四部 株式公開情報 ……… 156
第1 特別利害関係者等の株式等の移動状況 ……… 156
第2 第三者割当等の概況 ……… 158
1.第三者割当等による株式等の発行の内容 ……… 158
2.取得者の概況 ……… 163
3.取得者の株式等の移動状況 ……… 175
第3 株主の状況 ……… 176
[監査報告書]
【表紙】
【提出書類】 新規上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)
【提出先】 株式会社東京証券取引所 代表取締役社長 宮原 幸一郎 殿
【提出日】 平成29年11月7日
【会社名】 アルヒ株式会社
【英訳名】 ARUHI Corporation
【代表者の役職氏名】 代表取締役会長兼社長CEO兼COO 濵田 宏
【本店の所在の場所】 東京都港区六本木一丁目6番1号
【電話番号】 03-6229-0777
【事務連絡者氏名】 執行役員CFO 吉田 惠一
【最寄りの連絡場所】 東京都港区六本木一丁目6番1号
【電話番号】 03-6229-0777
【事務連絡者氏名】 執行役員CFO 吉田 惠一
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
(はじめに)
当社の前身であるCSMホールディングスは、住宅ローン事業を営むSBIモーゲージの買収目的会社として設立されま した。
現在に至るまでの主な経緯は次のとおりです。
SBIモーゲージは、我が国の住宅ローン業界に新しい住宅金融のシステムを創造すべく、既に証券化による住宅金 融システムが確立されていた米国のビジネスモデルを参考に平成13年5月に日本初のモーゲージバンク(証券化を資 金調達手段とした住宅ローン貸出専門の金融機関)として住宅ローン事業を開始したグッドローン株式会社を前身と しており、独自商品の開発を進めるにあたって資金調達力の強化・多様化を実現する手段として上場を検討した結 果、高い流動性を有しており、かつ、事業展開の可能性が期待できる韓国取引所有価証券市場(以下「KOSPI」とい う。)への上場の検討を進めるに至り、平成24年4月30日にKOSPIに上場を果たしました。
KOSPIへ上場後、SBIモーゲージの日本国内での住宅ローン事業は融資実行実績を伸ばし引き続き成長を続けてきた 一方で、韓国国内での事業展開については、事業開始に向けた調査を行う中で、住宅そのものに対する考え方に文化 の違いが大きいことや韓国における証券化を前提とした住宅ローン市場が十分成熟しているとは必ずしも言えない状 況であることが判明したため、韓国国内での本格的な事業展開は難しいという判断に至りました。
このような状況の下、日本国内の住宅ローン市場におけるシェアの極大化と新たな事業展開を加速させるために、
「フラット35」という画一的な商品や住宅ローンの貸出・回収といった単一のサービスの提供企業ではなく、ライ フステージに応じて一気通貫でサービスを提供するビジネスモデルへ進化する必要があると考え、事業・資本の両面 でビジネスパートナーとの協働を模索していたところ、更なる企業価値の向上を図るためには、より機動的な経営体 制の下でスピーディーかつ柔軟な経営判断を行っていく必要があるという考えを有するカーライル・グループとの接 点を持つに至りました。
その後、度重なるカーライル・グループとの協議を経て、平成26年5月20日にカーライル・ジャパン・エルエルシ ーが投資助言を行うファンドによって間接的に株式を保有するCSMホールディングスが設立され、同社がSBIモーゲー ジの普通株式及び普通株式を裏付資産として韓国預託決済院により韓国で発行されKOSPIに上場している韓国預託証 券を対象として日本において公開買付けを実施し、並行して韓国においても当該韓国預託証券を対象として公開買付 けを実施した結果、SBIモーゲージは平成27年1月に非公開化されると共に、CSMホールディングスの完全子会社とな りました。
非公開化の後、平成27年5月にCSMホールディングスはアルヒグループ株式会社、SBIモーゲージはアルヒ株式会社 に商号変更し、新たな経営体制の下で、第二創業期として新たな事業への取組みを開始いたしました。具体的には、 新しい生活をより楽しく充実させる「住生活プロデュース企業」を経営理念に掲げ、テクノロジーとデータベースの 活用により不動産(物件)、ヒト(借入人顧客)、金融を繋ぐ「ARUHI家の検索」や「ARUHI暮らしのサービス」といった 新しいサービスを開発し、ライフステージに応じた商品・サービスを一気通貫で提供する事業プラットフォームを構 築して参りました。
当社グループは現在、中核事業である住宅ローン事業に加え、豊富な既存顧客基盤というビジネスアセットの強み を活かしたプラットフォーム事業を推進しており、このような状況の下、事業展開をさらに自由かつ柔軟な発想に基 づき戦略的に行っていくため、当社は平成29年4月3日にアルヒマーケティング株式会社(以下「アルヒマーケティ ング」という。)を設立し、平成29年7月1日を効力発生日として、旧アルヒが運営するWEBサイトの「ARUHI家の検 索」、「ARUHIマガジン」及び「ARUHI暮らしのサービス」並びに当該WEBサイト運営事業を吸収分割によりアルヒマ ーケティングへ承継しております。
また、さらなる経営の効率化を目指すべく、意思決定のスピードアップと事務の合理化、及び内部統制強化を目的 に、平成29年7月1日を効力発生日としてアルヒグループを存続会社(形式上の存続会社)、旧アルヒ(実質上の存 続会社)を消滅会社とする吸収合併を実施するとともに、同日にアルヒ株式会社へ商号変更しております。
- 1 -
当社グループの変遷は、下図のようになります。
1【主要な経営指標等の推移】 (1)連結経営指標等
回次
国際会計基準 第2期 第3期 決算年月 平成28年3月 平成29年3月 営業収益 (百万円) 16,904 21,472 税引前利益 (百万円) 3,104 4,864 親会社の所有者に帰属する当期利益 (百万円) 1,204 3,227 親会社の所有者に帰属する当期包括
利益
(百万円) 1,247 3,227 親会社の所有者に帰属する持分 (百万円) 17,422 20,659 総資産額 (百万円) 89,950 87,230 1株当たり親会社所有者帰属持分 (円) 496.30 588.36 基本的1株当たり当期利益 (円) 33.70 91.94 希薄化後1株当たり当期利益 (円) 33.70 91.01 親会社所有者帰属持分比率 (%) 19.4 23.7 親会社所有者帰属持分当期利益率 (%) 6.9 17.0
株価収益率 (倍) - -
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 15,047 8,281 投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 1,007 △381 財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △12,841 △6,588 現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 12,033 13,345 従業員数
(人)
220 281
(外、平均臨時雇用者数) (48) (79)
(注)1.営業収益には、消費税等は含まれておりません。
2.上記指標は、国際会計基準に基づいて作成した連結財務諸表に基づいております。
3.当社は、平成26年5月に新たに設立され、設立初年度の連結財務諸表より国際会計基準を適用していること から、国際財務報告基準(以下「IFRS」という。)第1号「国際財務報告基準の初度適用」の目的において 要求事項や免除規定を適用しておりません。
4.第2期及び第3期の国際会計基準に基づく連結財務諸表については、株式会社東京証券取引所の「有価証券 上場規程」第204条第6項の規定に基づき、有限責任監査法人トーマツの監査を受けております。
5.株価収益率については、当社株式は非上場であるため、記載しておりません。
6.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出 向者を含む。)であり、臨時雇用者数(アルバイト、嘱託社員、人材会社からの派遣社員を含む。)は、年 間平均人員を( )外数で記載しております。
7.平成29年9月22日の取締役会決議により、平成29年10月13日付で普通株式1株につき、100株の株式分割を 行っておりますが、第2期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり親会社所有者帰属持分、 基本的1株当たり当期利益及び希薄化後1株当たり当期利益を算定しております。
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(2)提出会社の経営指標等
回次
日本基準
第1期 第2期 第3期 決算年月 平成27年3月 平成28年3月 平成29年3月
売上高 (百万円) - - -
経常損失(△) (百万円) △2,512 △1,015 △553 当期純損失(△) (百万円) △2,513 △1,017 △553 資本金 (百万円) 12,000 12,000 6,000
発行済株式総数
普通株式 (株) 380,000 380,000 380,000
A種優先株式 (株) 100,000 - -
純資産額 (百万円) 21,486 13,567 13,020 総資産額 (百万円) 44,567 42,810 42,900 1株当たり純資産額 (円) 43,384.73 341.53 367.06
1株当たり配当額
普通株式 (円) - - -
A種優先株式 (円) - 1,035.62 -
(うち1株当たり中間配当額)
(普通株式) (円) (-) (-) (-)
(A種優先株式) (円) (-) (-) (-) 1株当たり当期純損失金額(△) (円) △7,658.70 △28.46 △15.76 潜在株式調整後1株当たり当期純
利益金額
(円) - - -
自己資本比率 (%) 48.21 31.39 30.04
自己資本利益率 (%) - - -
株価収益率 (倍) - - -
配当性向 (%) - - -
従業員数 (人) - 2 1
(注)1.当社は、純粋持株会社であったため、第1期、第2期及び第3期において売上高を計上しておりません。 2.平成29年9月22日の取締役会決議により、平成29年9月30日付で自己株式19,194株の消却を、平成29年10月
13日付で普通株式1株につき、100株の株式分割を行っており、本書提出日現在の発行済株式総数は 36,080,600株となっております。
3.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの、当社株式は非上場であ るため、期中平均株価が把握できませんので記載しておりません。
4.第1期、第2期及び第3期の自己資本利益率については、当期純損失が計上されているため、記載しており ません。
5.株価収益率については、当社株式は非上場であるため、記載しておりません。 6.配当性向については、当期純損失のため、記載しておりません。
7.第1期は平成26年5月20日から平成27年3月31日までの10ヶ月12日間となっております。
8.第2期及び第3期の財務諸表については、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38 年大蔵省令第59号)に基づき作成しており、株式会社東京証券取引所の「有価証券上場規程」第204条第6 項の規定に基づき、有限責任監査法人トーマツの監査を受けております。
なお、第1期については、「会社計算規則」(平成18年法務省令第13号)の規定に基づき算出した各数値を 記載しております。また、当該各数値については、株式会社東京証券取引所の「有価証券上場規程」第204 条第6項の規定に基づく、有限責任監査法人トーマツの監査を受けておりません。
9.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であります。な お、臨時雇用者は従業員の総数の100分の10未満であるため記載を省略しております。
10.当社は、平成29年7月1日を効力発生日として、当社の連結子会社であった旧アルヒ株式会社を消滅会社と する吸収合併を実施しております。なお、(はじめに)に記載のとおり、当社は平成26年5月に買収目的会 社として設立された会社であり、旧アルヒ株式会社を吸収合併する前となる第1期、第2期及び第3期は、 経常損失及び当期純損失を計上しております。
11.当社は、平成29年10月13日付で普通株式1株につき100株の株式分割を行っております。1株当たり純資産額 及び1株当たり当期純損失金額につきましては、第2期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、当該 株式分割後の発行済株式数により算定しております。
また、東京証券取引所自主規制法人(現 日本取引所自主規制法人)の引受担当者宛通知「『新規上場申請 のための有価証券報告書(Ⅰの部)』の作成上の留意点について」(平成24年8月21日付東証上審第133号) に基づき、第1期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して算定した場合の1株当たり指標の推移を参考 までに掲げると、以下のとおりとなります。なお、第1期の数値(1株当たり配当額についてはすべての数 値)については、有限責任監査法人トーマツの監査を受けておりません。
回次 第1期 第2期 第3期
決算年月 平成27年3月 平成28年3月 平成29年3月 1株当たり純資産額 (円) 433.85 341.53 367.06 1株当たり当期純損失金額(△) (円) △76.59 △28.46 △15.76 潜在株式調整後1株当たり当期純
利益金額
(円) - - -
1株当たり配当額
普通株式 (円) - - -
A種優先株式 (円) - 1,035.62 -
(うち1株当たり中間配当額)
(普通株式) (円) (-) (-) (-)
(A種優先株式) (円) (-) (-) (-)
(参考情報)
(はじめに)に記載のとおり、当社は平成26年5月に買収目的会社として設立された会社であるため、比較可能性 の観点から、参考情報として実質上の存続会社である旧アルヒ株式会社(単体)の平成25年3月期から平成29年3月 期に係る主要な経営指標等の推移(会社計算規則に基づき算出した数値)を記載しております。なお、旧アルヒ株式 会社は、平成29年7月1日に当社との吸収合併により消滅しております。
回次
日本基準
第13期 第14期 第15期 第16期 第17期 決算年月 平成25年3月 平成26年3月 平成27年3月 平成28年3月 平成29年3月 売上高 (百万円) 12,013 12,968 13,623 15,355 20,447 経常利益 (百万円) 3,257 3,816 3,385 4,461 6,058 当期純利益 (百万円) 1,995 2,353 2,114 2,222 4,237 資本金 (百万円) 4,556 4,556 4,556 4,556 4,556 純資産額 (百万円) 14,994 16,587 18,298 20,520 24,758 総資産額 (百万円) 43,228 58,894 41,902 55,093 60,966
(注)1.売上高には、消費税等は含まれておりません。
2.各数値については、株式会社東京証券取引所の「有価証券上場規程」第204条第6項の規定に基づく、有限責 任監査法人トーマツの監査を受けておりません。
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2【沿革】
(はじめに)に記載のとおり、当社の前身であるCSMホールディングスは住宅ローン事業を営むSBIモーゲージの買 収目的会社として設立されました。SBIモーゲージは、平成13年5月に日本初のモーゲージバンクとして住宅ローン 事業を開始したグッドローン株式会社を前身としており、平成24年4月30日にKOSPIに上場を果たしました。その 後、CSMホールディングスがSBIモーゲージの普通株式及び普通株式を裏付資産として韓国預託決済院により韓国で発 行されKOSPIに上場している韓国預託証券を対象として日本において公開買付けを実施し、並行して韓国においても 当該韓国預託証券を対象として公開買付けを実施した結果、SBIモーゲージは平成27年1月に非公開化されると共 に、CSMホールディングスの完全子会社となり、同年5月にCSMホールディングスはアルヒグループ株式会社(以下
「アルヒグループ」という。)、SBIモーゲージはアルヒ株式会社(以下「旧アルヒ」という。)に商号変更してお ります。また、平成29年7月1日を効力発生日としてアルヒグループを存続会社(形式上の存続会社)、旧アルヒを 消滅会社(実質上の存続会社)とする吸収合併を実施すると共に、同日にアルヒ株式会社(以下「当社」又は「アル ヒ株式会社」という。)へ商号変更し、現在に至ります。
そこで、以下では、沿革を当社と旧アルヒ(実質上の存続会社)の2つに分けて記載しております。
当社の沿革は、以下に記載のとおりであります。
年月 概要
平成26年5月 CSMホールディングス株式会社設立
平成26年8月 SBIモーゲージ株式会社の株式及び韓国預託証券を公開買付けにより取得し筆頭株主となる 平成27年5月 商号をアルヒグループ株式会社へ変更
平成29年4月 アルヒマーケティング株式会社設立
平成29年6月 関東財務局長より貸金業者登録(関東財務局長(1)第01512号)を取得 関東財務局長より銀行代理業者許可(関東財務局長(銀代)第319号)を取得 平成29年7月
アルヒグループ株式会社を存続会社、 アルヒ株式会社(旧アルヒ株式会社)を消滅会社とする吸収合 併を実施
商号をアルヒ株式会社へ変更
旧アルヒ(実質上の存続会社)の沿革は、以下に記載のとおりであります。
年月 概要
平成12年6月 ソフトバンク・ファイナンスカード株式会社設立
平成12年10月 東京都知事より貸金業者登録(東京都知事(1)第22222号)を取得 平成12年11月 商号をグッドローン株式会社へ変更
平成13年5月 モーゲージバンク(証券化を資金調達手段 とした住宅ローン専門の金融機関)として、30年全期間固 定金利型住宅ローン「グッド住宅ローン」の取扱開始
平成13年11月 インターネットによる繰上返済サービスを開始
平成14年3月 東京都知事登録に代えて、関東財務局長より貸金業者登録(関東財務局長(1)第01291号)を取得 平成16年3月 最長35年全期間固定金利型住宅ローンの取扱開始
平成16年12月 住宅金融公庫(現独立行政法人住宅金融支援機構)の証券化支援事業(買取型)(注1)に参加
フ ァイ ナン ス・ オ ール株式 会 社 ( 現SBIホ ー ルデ ィン グス 株 式会社) より 、 ホ ー ムロ ーン ・コ ンサ ル ティング株式会社(SBIモーゲージ株式会社)の全株式を取得し、子会社化
平成17年1月 商号をグッド住宅ローン株式会社へ変更 平成17年5月 商号をSBIモーゲージ株式会社へ変更
ホ ーム ロー ン・ コ ンサ ルテ ィン グ株式 会 社 の商 号を SBIモ ー ゲー ジ・ コン サル テ ィン グ株 式会社 へ変 更
平成18年1月 当社初の対面型店舗「SBIモーゲージ六本木」をオープン 平成18年4月 SBIモーゲージ・コンサルティング株式会社と合併
平成18年9月 生命保険代理店との提携により、本格的な住宅ローン代理店制度を構築 平成18年10月 証券化による全期間固定金利の投資用不動産ローンの取扱開始
平成18年11月 8疾病保障特約付住宅ローンの取扱開始
平成19年2月 住宅ローン代理店制度における初の店舗「SBI住宅ローン 名古屋」をオープン 平成19年9月 フラット35(保証型)の取扱開始
平成20年3月 フラット35(買取型)をご利用のお客さまに対し、インターネットによる繰上返済サービスを開始 SBI住宅ローンショップ20店舗目として「SBI住宅ローン 町田」をオープン
平成20年9月 銀行代理業者許可(関東財務局長(銀代)第269号)を取得
年月 概要
平成21年7月 様々な金融商品をワンストップで提供 する「SBI住宅 ローン/SBIマネープラザ」1 号店を柏市にオー プン
平成22年6月 政策金融機関のオンラインシステムと連携したクラウドシステムを構築 平成22年12月 SBI住宅ローンショップ100店舗突破
平成23年8月 家賃返済特約付き「フラット35」の取扱開始 平成24年4月 韓国取引所有価証券市場(KOSPI)に上場 平成24年7月 リフォーム用パッケージローンの取扱開始
平成25年10月 株 式取 得に よりSBIリー ス 株 式会 社を 連 結子会 社 化( 平成 27年 5月に 商号 を アル ヒリ ース株式 会 社に 変更。現FAリーシング株式会社)
平成26年6月 カーライル・グループに属する投資会社のCSMホールディングス株式会社が公開買付けの開始を発表 平成26年8月 CSMホールディングス株式会社が筆頭株主となる
平成27年1月 韓国取引所有価証券市場(KOSPI)の上場を廃止 平成27年3月 住信SBIネット銀行株式会社の変動金利商品の取扱開始 平成27年5月 商号をアルヒ株式会社へ変更
SBIリース株式会社の商号をアルヒリース株式会社(現FAリーシング株式会社)へ変更 平成27年7月 提携企業のサービスや商品の優待特典を提供する「ARUHI暮らしのサービス」を開始 平成27年11月 アルヒリース株式会社(現FAリーシング株式会社)の全株式を売却
平成28年3月 住宅の購入者事例を元に家探しをサポートするWEBサービス「ARUHI家の検索」を開始 平成28年10月 「ARUHIスーパーフラット」の取扱開始
平成28年11月 ソニー銀行株式会社の住宅ローンの取扱開始、変動金利商品の取扱拡充
平成29年1月 RPA(Robotic Process Automation)(注2)の活用によりARUHIの住宅ローン申込書の記入項目を大 幅に削減
平成29年7月 WEBサイト及び当該WEBサイト運営事業を、吸収分割によりアルヒマーケティング株式会社へ承継 平成29年10月 楽天銀行株式会社の住宅ローンの取扱開始、変動金利商品の取扱拡充
(注)1.独立行政法人住宅金融支援機構が、民間金融機関が融資する長期固定金利住宅ローン債権を買取り、証券化 を行う制度。
2.ロボット技術を用いた業務の自動化やペーパレス化等による事務処理能力、精度の向上及び事務コスト削減 への取り組み。
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3【事業の内容】
当社グループは、当社及び当社の子会社であるアルヒマーケティング株式会社により構成されており、住宅ローン を核に、お客さまの家探しから住宅購入後の日々の暮らしまで、お客様のライフステージに合わせた様々な商品・サ ービスをご提供しております。
当社グループの住宅ローン事業は、主に貸金業法に基づく「貸金業者」として、証券化を資金調達手段とした住宅 ローンのオリジネート(貸付)とサービシング(回収)を行う、いわゆるモーゲージバンク事業(注1)でありま す。加えて、提携金融機関等の住宅ローン商品等の媒介や、銀行法に基づく「銀行代理業者」として提携金融機関等 の住宅ローン商品を代理で販売しております。すなわち、当社グループが融資実行した住宅ローンの債権は原則とし て債権譲渡され、媒介又は代理で販売した住宅ローン商品等は当社グループのバランスシートに計上されないため、 当社グループの住宅ローン事業はバランスシートリスクが最小化されたフィービジネスとしての特徴を有しておりま す。そのため、お客さまのご要望に応じた住宅ローン商品のご紹介から適切なタイミングでの借換のご提案まで、お 客さま本位の各種サービスを提供することが可能となっております。
このような特徴を活かして、当社グループは年間約20兆円(注2)という巨大な住宅ローン市場で、金融危機や東 日本大震災などの外部環境にも大きく左右されず着実な成長を実現して参りました。当社グループは、7年連続シェ アNo.1(注3)を獲得している「ARUHIフラット35」をはじめ、銀行代理商品(変動金利商品・固定金利商品)等 の住宅ローン商品、「ARUHIフラットつなぎ」や「諸費用・リフォームローン」等の住宅ローン補完商品、投資用マ ンションローンや「ARUHI買取再販ローン」、さらには各種保険の取り扱いなど、お客さまの多様なニーズに多岐に わたる商品ラインナップでお応えすると共に、全国128の店舗やWebチャネルを活用し、フルライン×オムニチャネル での事業展開を行っております。
加えて、不動産購入者事例のビッグデータを活用し、Webで家賃や年齢など、簡単な質問に答えるだけで、現在の 家賃をベースにしたおすすめエリア、物件種別及び条件に合う物件の提示や住宅ローンのシミュレーションを行う
「ARUHI家の検索」や、住宅購入後の豊かな住生活の実現をお手伝いするため、様々な優待特典を67社(平成29年9 月30日現在)の提携企業とともにご提供する「ARUHI暮らしのサービス」など、お客さまの理想の家探しから住宅購 入後の生活に至るまで、住宅ローン事業の川上・川下領域への事業展開を行っております。
(注)1.具体的には、まず当社でオリジネートされた住宅ローン債権が、原則として、独立行政法人住宅金融支援 機構(以下「住宅金融支援機構」という。)や信託銀行などの金融機関にそれぞれ債権譲渡されます。そ の後、当該住宅ローン債権を裏付資産とする住宅ローン担保証券(Mortgage-Backed Securities)又は信 託受益権が発行され、投資家へ販売されます。これにより、当社は資金調達リスク、金利変動リスク、信 用リスクなど事業運営に関わる各種リスクの最小化を図っております。また、当社は住宅金融支援機構や 信託銀行などの金融機関から委託を受けて、債権譲渡後の住宅ローンに関する債権の管理・回収を行って おります。
2.出典:住宅金融支援機構
3.融資実行件数ベース(当社調べ)
なお、当社グループは住宅ローン事業の単一セグメントであり、区分すべき事業セグメントが存在しないためセグ メント別の記載は省略しておりますが、業務区分ごとの内容を以下に記載しております。
①融資実行業務
当社はフラット35をはじめ、様々な住宅ローン商品を住宅ローン顧客に対して提供しております。当業務にお ける主な収入は当社が融資実行した際に受領するオリジネーション・フィー売上(実行金額に一定の料率を乗じて 算出)であり、主な費用はFC(フランチャイズ)運営法人へ支払う支払手数料(オリジネーション・フィー売上の 約50%)であります。
②債権管理回収業務
当社は、当社が実行した住宅ローン債権について、住宅金融支援機構や信託銀行などの金融機関から委託を受け て、債権譲渡後の住宅ローンに関する債権の管理・回収業務を受託しております。当業務における主な収入は当社 が住宅金融支援機構等から受領するサービシング・フィー売上であります。なお、住宅ローンの債権譲渡により会 計上認識される回収サービス資産について、期中回収分をサービシング・フィー売上に含めております。
③保険関連収益
当社は住宅ローンの販売に際して、保険会社からの業務委託を受けて、保険代理店としての業務を行っておりま す。また、住宅ローンに付帯する団体信用生命保険等の取扱いに関する業務を行っております。当業務における主 な収入は、保険代理店手数料売上及び団体信用生命保険料売上であります。
④ファイナンス業務
当社は、住宅ローンの融資実行により発生した貸付債権を対象として、債権流動化・証券化を実施することで資 金調達を行っております。また、融資実行後、債権流動化・証券化を実施するまでの間、当社が貸付債権を保有す る場合には、主に銀行借入により資金調達を行っております。当業務における主な収入は、貸付債権の債権譲渡時 に発生する貸付債権流動化関連収益(債権譲渡の対象となる貸付債権について、当社が受け取る権利を有している 金利スプレッド等の将来キャッシュ・フローを公正価値で評価し収益認識するもの)及び当社で保有している貸付 債権から発生する利息収入であります。
⑤その他業務
その他業務の主な売上の内容は、FC運営法人に対するシステム利用料であります。
(取扱商品)
現在当社が取り扱っている主な住宅ローン商品は以下のとおりであります。
商品名 資金使途 特徴
[住宅ローン]
(フラット35)
ARUHIフラット35
新規借入 及び借換
住宅金融支援機構の証券化支援事業(買取型)(注1)を活用し、住 宅金融支援機構に対し住宅ローン債権を売却。住宅建設費(土地取得 費を含む。)や住宅購入価格の10割以下までの借入が可能。繰上返済 手数料が無料。
ARUHIスーパーフラット8 新規借入
住宅金融支援機構の証券化支援事業(保証型)(注2)を活用し、当 社で住宅ローン債権を証券化。住宅建設費(土地取得費を含む。)又 は住宅購入価格の2割を手持ち金とすることで、ARUHIフラット35 より低金利で利用できる。
ARUHIスーパーフラット9 新規借入
住宅金融支援機構の証券化支援事業(保証型)(注2)を活用し、当 社で住宅ローン債権を証券化。住宅建設費(土地取得費を含む。)又 は住宅購入価格の1割を手持ち金とすることで、ARUHIフラット35 より低金利で利用できる。
ARUHIフラットα 新規借入
ARUHIフラット35(融資比率9割以下)と組み合わせることで物件 価額の10割まで借入が可能となる変動金利タイプのパッケージロー ン。
ARUHIフラット35(リフォ ーム一体型/リノベ)
新規借入 及び借換
中古住宅購入時にリフォームを行うことを前提としたパッケージロー ン。従来のリフォームローンと比較し、借入期間が長期(最長35年) となるため、顧客は月々の返済額を低減することが可能。
(銀行代理商品)
MR.住宅ローンREAL
新規借入 及び借換
当社が住信SBIネット銀行株式会社の銀行代理業者として販売する住 宅ローン。変動金利タイプと固定金利特約タイプ(2・3・5・7・ 10・15・20・30・35年)、及びそれら2つを組み合わせた「ミック ス・ローン」を選択可能。団体総合生活補償保険料・8疾病保障保険 料・交通傷害補償保険料・一部繰上返済手数料が無料。
変動セレクトローン
新規借入 及び借換
当社がソニー銀行株式会社の銀行代理業者として販売する住宅ロー ン。金利タイプの変更(変動金利→固定金利、又は固定金利→変動金 利)手続きをインターネット経由で行え、1つの住宅ローンで借入後 に変動金利と固定金利を同時に利用可能。保証料、団体信用生命保険 料、繰上返済手数料が無料。
住宅ローン
新規借入 及び借換
当社がソニー銀行株式会社の銀行代理業者として販売する住宅ロー ン。金利タイプの変更(変動金利→固定金利、又は固定金利→変動金 利)手続きをインターネット経由で行え、1つの住宅ローンで借入後 に変動金利と固定金利を同時に利用可能。保証料、団体信用生命保険 料、繰上返済手数料が無料。
楽天銀行住宅ローン
新規借入 及び借換
当社が楽天銀行株式会社の銀行代理業者として販売する住宅ローン。 固定金利タイプと変動金利タイプを自由に選択し、何度でも変更する ことが可能。団体信用生命保険料、繰上返済手数料が無料。
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商品名 資金使途 特徴
[住宅ローン補完商品]
ARUHIフラットつなぎ 新規借入
土地取得資金、着工金等の住宅建築過程で必要となる資金及び中古住 宅購入後にリフォームをする過程で必要となる資金を対象としたロー ン。(ARUHIフラット35の借入者のみが対象)
諸費用・リフォームローン 新規借入
株式会社アプラスが提供する、ARUHIフラット35利用者専用の諸費 用及びリフォームを対象としたローン。
家計応援プラン 新規借入
株式会社アプラスが提供する、ARUHIフラット35利用者を対象とし た、他金融機関借入金の借換資金を対象としたローン。
[その他商品]
投資用マンションローン
新規借入 及び借換
株式会社アプラスが提供する、投資用マンション購入資金及び購入に 必要な諸費用を対象としたローン。
ARUHI買取再販ローン 新規借入
株式会社アプラスが提供する、不動産業者専用の中古住宅購入資金及 びリフォーム工事資金を対象としたローン。
(注)1.住宅金融支援機構が、民間金融機関が融資する長期固定金利の住宅ローン債権を買い取り、証券化を行う 制度。
2.住宅金融支援機構が、民間金融機関が融資する長期固定金利の住宅ローンについて、住宅ローン利用者が 返済不能となった場合に民間金融機関に対し保険金の支払いを行う住宅融資保険(保証型用)を引き受 け、当該住宅ローン(その信託の受益権を含む。)を担保として発行された債券等に係る債務の支払いに ついて、投資家に対し期日どおりの元利払い保証を行う制度。
(販売チャネル)
当社グループはリアルチャネルであるFC店舗、直営店舗及び直販拠点(ホールセール営業)に加え、Webチャネルで ある「ARUHIダイレクト」を配置しております。
リアルチャネルは顧客の意思決定を左右する不動産会社へのアプローチに加え、対面型店舗による顧客に対する相 談サービスを提供しております。店舗・拠点展開に当たってはアプローチ対象である不動産会社の規模や物件種別、 出店地域の住宅需要等を勘案し、最適な地域に最適な形態の店舗・拠点を展開しております。また、Webチャネルを 利用して集客した顧客の送客拠点としても位置付けており、不動産会社向けの営業拠点としてのみではなく、集客拠 点としても機能しております。
Webチャネルでは事前審査から融資実行まで非対面による利便性の高いサービスを提供すると同時に、顧客が自ら の希望に合わせてリアルチャネルとWebチャネルを自由に行き来できるオムニチャネル化を推進しております。
販売チャネルごとの特徴は以下のとおりであります。
区分 特徴
FC店舗 FC店舗では、直営店舗による出店と比して体制面・コスト面・スピード面の全ての面 で優位性のあるフランチャイズ方式の特徴を活かして全国に多店舗展開を行っており ます。
直営店舗 直営店舗では、銀行代理による変動金利商品の取扱等、新しい試みに対応すると同時 に戦略的なセグメントに対する営業を行っております。
直販拠点
(ホールセール営業)
マンション事業者及びハウスメーカーとの提携等、BtoB事業を推進しており、アカウ ント別の営業を行っております。
Webチャネル
(ARUHIダイレクト)
Webから の住 宅ロー ンの 事前 審査 や借換 の申 し込 み、本 申し 込みか ら 融 資実 行まで 来 店不要での手続きを可能にする、ARUHIダイレクトサービスを展開しております。
平成29年9月末現在の地区別店舗数は以下のとおりであります。
地区 FC店舗 直営店舗/直販拠点 合計
北海道 1店舗 1店舗 2店舗
東北 6店舗 1店舗 7店舗
関東 55店舗 6店舗 61店舗
北陸・甲信越 6店舗 - 6店舗
東海 12店舗 1店舗 13店舗
近畿 17店舗 1店舗 18店舗
中国・四国 7店舗 - 7店舗
九州・沖縄 13店舗 1店舗 14店舗
計 117店舗 11店舗 128店舗
以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
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4【関係会社の状況】
平成29年3月31日現在
名称 住所
資本金
(百万円)
主要な事業の 内容
議決権の所 有割合又は 被所有割合
(%)
関係内容
(連結子会社)
アルヒ株式会社(旧アル ヒ株式会社)
東京都港区 4,556 住宅ローン事業 所有 100
当社の住宅ローン事業の 運営
(注)1.平成29年7月1日を効力発生日とする吸収合併に伴い、旧アルヒ株式会社は消滅しております。なお、本書 提出日現在における関係会社は、下記に記載のとおりであります。
名称 住所
資本金
(百万円)
主要な事業の 内容
議決権の所 有割合又は 被所有割合
(%)
関係内容
(連結子会社)
アルヒマーケティング株 式会社
東京都港区 10 住宅ローン事業 所有 100
当社からの広告制作、WEB サービスの運営及びWEBサ ービス開発業務の委託並 びに役員の兼任(注)3 2.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。
3.当社の執行役員1名が、同社の役員を兼任しております。
5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況
平成29年9月30日現在
セグメントの名称 従業員数(人)
住宅ローン事業 290 (76)
(注)1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出 向者を含む。)であり、臨時雇用者数(アルバイト、嘱託社員、人材会社からの派遣社員を含む。)は、最 近1年間の平均人員を( )外数で記載しております。
2.当社は住宅ローン事業の単一セグメントであるため、セグメント別の従業員数の記載はしておりません。
(2)提出会社の状況
平成29年9月30日現在
従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円) 290(75) 37.86 3.82 5,128,344
(注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇 用者数(アルバイト、嘱託社員、人材会社からの派遣社員を含む。)は、最近1年間の平均人員を( )外 数で記載しております。
2.平均年間給与は、基準外賃金を含んでおります。
3.従業員数が最近1年間で289名増加しております。これは主に、平成29年7月1日を効力発生日とする旧ア ルヒ株式会社の吸収合併によるものであります。
4.当社は住宅ローン事業の単一セグメントであるため、セグメント別の従業員数の記載はしておりません。
(3)労働組合の状況
当社グループの労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。
第2【事業の状況】
1【業績等の概要】
(1)業績
第3期連結会計年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)
当連結会計年度の我が国経済は、政府の経済政策や日本銀行の金融政策等の下支えによって、企業収益や雇用環 境が改善するなど、緩やかな回復基調が続きました。しかしながら世界経済におきましては、新興国や資源国の景 気減速、英国のEU離脱問題及び米国新大統領の政策動向に対する懸念等から、景気の先行きが不透明な状況が続い ています。一方、住宅不動産市場においては、当連結会計年度における新設住宅着工戸数が974,137戸(前年度比 5.8%増、国土交通省:建設着工統計より)となり、前連結会計年度に続き増加しました。
当社グループは、当連結会計年度末時点において、持株会社であるアルヒグループ株式会社と事業会社である旧 アルヒ株式会社の2社で構成されておりましたが、旧アルヒ株式会社の主力商品である「フラット35」について は、マイナス金利政策を契機とした市場金利の低下を背景に、貸出金利の低下が進み、過去最低水準で推移したこ とを受けて、新規借入需要が堅調に推移したほか、借換需要が大きく伸張しました。
このような経済状況のもとで、当社グループは借換需要の取り込みに加え、新商品として「ARUHIスーパーフラ ット」やソニー銀行株式会社の住宅ローン商品、投資用マンションローン等を投入すると同時に、RPA(Robotic Process Automation)の推進等により顧客利便性と事務効率の向上に注力いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の営業収益は21,472百万円(前年度比27.0%増)、税引前利益は4,864百万円(前 年度比56.7%増)、当期利益及び親会社の所有者に帰属する当期利益は3,227百万円(前年度比168.0%増)となり ました。当期利益及び親会社の所有者に帰属する当期利益が大きく増加している要因は、主に支払利息の減少によ りその他の費用が1,032百万円減少したことに加え、前連結会計年度に発生した非継続事業からの当期損失461百万 円が当連結会計年度において計上されなくなったことによるものです。
なお、当社グループは住宅ローン事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
第4期第2四半期連結累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年9月30日)
当社グループが属する住宅関連業界については、雇用・所得環境の改善に加え、政府による住宅取得支援制度の 継続や日本銀行による金融緩和政策等の影響により住宅ローン金利が低水準で推移していることを背景として、住 宅取得需要は底堅く推移しております。また、当社グループの主力商品である「フラット35」については、融資 金利が過去最低水準を維持して推移しており、新規借入需要が堅調に推移しております。一方、住宅ローン金利の 低下局面で昨年度に急速に高まっていた借換需要は落ち着いた動きを見せております。
このような経済状況のもとで、当社グループは代理店運営法人に対する採用・育成支援制度を導入するなど代理 店運営体制の強化、当社グループの独自商品である「ARUHIスーパーフラット」の販売及び銀行代理業者として取 扱いをしている変動金利型商品の直営店舗による販売体制の強化に注力しております。また、媒介方式にて取扱い をしている投資用マンションローンについては、比較的堅調に推移している需要の取り込みに努めております。借 換については、昨年度からの反動により大きく減少しているものの、借換メリットが見込める顧客に対しては引き 続きマーケティング活動による集客を継続しております。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の営業収益は10,370百万円(前年同期比12.9%減)、税引前四半期利益 は3,139百万円(前年同期比5.4%減)、四半期利益及び親会社の所有者に帰属する四半期利益は3,372百万円(前 年同期比51.6%増)となりました。なお、四半期利益及び親会社の所有者に帰属する四半期利益が大きく増加して いる要因は、前連結会計年度においては当社の税務上の繰越欠損金に対して繰延税金資産を認識しておりませんで したが、平成29年7月1日に当社の子会社であった旧アルヒ株式会社を吸収合併したことに伴い、当第2四半期連 結累計期間において、将来その控除対象となる課税所得が稼得される可能性が高い範囲内で、1,240百万円の繰延 税金資産を認識したことによるものです。
なお、当社グループは住宅ローン事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
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(2)キャッシュ・フローの状況
第3期連結会計年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は13,345百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,311百万円 の増加となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
営業活動によるキャッシュ・フローは8,281百万円の収入となりました。これは主として、営業貸付金の増加額 7,547百万円及び預り金の減少額1,401百万円などのキャッシュの減少要因があった一方で、税引前利益が4,864百 万円となり、未収入金の減少額12,284百万円などのキャッシュの増加要因があったことによります。
投資活動によるキャッシュ・フローは381百万円の支出となりました。これは主として、無形資産の取得による 支出が395百万円となったことによります。
財務活動によるキャッシュ・フローは6,588百万円の支出となりました。これは主として、流動化負債の減少額 が6,692百万円となったことによります。
第4期第2四半期連結累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年9月30日)
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は9,806百万円となり、前連結会計年度末に比べて 3,538百万円の減少となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
営業活動によるキャッシュ・フローは10,028百万円の収入となりました。これは主として、税引前四半期利益が 3,139百万円となり、営業貸付金の減少額13,942百万円などのキャッシュの増加要因があった一方で、預り金の減 少額3,256百万円や法人所得税の支払額2,087百万円などのキャッシュの減少要因があったことによります。
投資活動によるキャッシュ・フローは223百万円の支出となりました。これは主として、無形資産の取得による 支出が231百万円となったことによります。
財務活動によるキャッシュ・フローは13,343百万円の支出となりました。これは主として、短期借入金の純減額 が7,626百万円、配当金の支払額が3,999百万円となったことによります。
(3)国際会計基準により作成した連結財務諸表における主要な項目と、日本基準により作成した場合の連結財務諸 表におけるこれらに相当する項目との差異に関する事項
主要な項目と差異の概要は次のとおりであります。なお、当社グループは日本基準に基づく連結財務諸表を作成 していないため、記載した概算額は一定の仮定の下、把握できる範囲で算出したものであります。
のれんの償却
日本基準では、のれんは一般的に20年を上限とした見積耐用年数にわたり償却され、その償却費は「販売費及び 一般管理費」に計上されます。一方、国際会計基準ではのれんは償却されず、毎期減損テストが求められていま す。仮に各期末にのれんを日本基準に従い償却していた場合、1,223百万円の償却費になります。
2【生産、受注及び販売の状況】
(1)生産実績
当社グループは生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。
(2)受注状況
当社グループの事業の性格上、受注状況の記載に馴染まないため、記載しておりません。
(3)販売の状況
①販売実績
第3期連結会計年度及び第4期第2四半期連結累計期間における販売実績の内訳は次のとおりです。なお、当 社グループは住宅ローン事業の単一セグメントであるため、業務別に記載を行っております。
(単位:百万円(前年同期比を除く。))
業務
第3期連結会計年度 (自 平成28年4月1日
至 平成29年3月31日)
前年同期比
第4期第2四半期連結累計期間 (自 平成29年4月1日
至 平成29年9月30日)
融資実行業務 14,791 143.1% 5,925
債権管理回収業務 2,190 125.8% 1,168
保険関連収益 816 86.2% 386
ファイナンス業務 3,459 94.2% 2,793
その他業務 214 100.8% 96
合計 21,472 127.0% 10,370
(注)販売実績の内訳には、消費税等は含まれておりません。
②融資実行業務売上
第3期連結会計年度及び第4期第2四半期連結累計期間における融資実行業務売上の内訳は、次のとおりで す。
(単位:百万円(前年同期比を除く。))
区分
第3期連結会計年度 (自 平成28年4月1日
至 平成29年3月31日)
前年同期比
第4期第2四半期連結累計期間 (自 平成29年4月1日
至 平成29年9月30日)
新規借入 10,031 110.8% 5,428
借換 4,760 371.7% 497
合計 14,791 143.1% 5,925
(注)融資実行業務売上の内訳には、消費税等は含まれておりません。
③融資実行件数
第3期連結会計年度及び第4期第2四半期連結累計期間における融資実行件数は、次のとおりです。
(単位:件(前年同期比を除く。))
区分
第3期連結会計年度 (自 平成28年4月1日
至 平成29年3月31日)
前年同期比
第4期第2四半期連結累計期間 (自 平成29年4月1日
至 平成29年9月30日)
新規借入 21,054 118.6% 11,250
借換 9,690 361.2% 1,140
合計 30,744 150.5% 12,390
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(参考情報)
「第1 企業の概況 (はじめに)」に記載のとおり、当社は平成26年5月に買収目的会社として設立された会社 でありますが、投資情報としての有用性の観点から、参考情報として実質上の存続会社である旧アルヒ株式会社
(単体)の平成20年3月期から平成29年3月期に係る融資実行件数の推移を記載しております。なお、旧アルヒ 株式会社は、平成29年7月1日に当社との吸収合併により消滅しております。
融資実行件数(件)
平成20年3月期 3,988
平成21年3月期 4,991
平成22年3月期 8,758
平成23年3月期 14,110
平成24年3月期 14,520
平成25年3月期 18,345
平成26年3月期 19,010
平成27年3月期 18,722
平成28年3月期 20,433
平成29年3月期 30,744
また、平成27年3月期から平成30年3月期第2四半期連結会計期間に係る融資実行件数については、新規借入・ 借換区分別に四半期ごとの実行件数を下記に記載しております。
①新規借入
(単位:件)
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 合計
平成27年3月期 3,059 3,236 3,583 4,121 13,999 平成28年3月期 3,980 4,163 4,520 5,087 17,750 平成29年3月期 4,771 5,095 5,496 5,692 21,054 平成30年3月期 5,633 5,617 - - 11,250
②借換
(単位:件)
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 合計
平成27年3月期 824 934 798 2,167 4,723 平成28年3月期 844 283 178 1,378 2,683 平成29年3月期 3,584 3,907 1,343 856 9,690
平成30年3月期 699 441 - - 1,140
3【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営の基本方針
日本初のモーゲージバンクとして創業した当社は、住宅ローン専門金融機関のパイオニアとして成長して参り ました。お客さまの家探しから日々の暮らしまで、お客さまが歩むライフステージに寄り添い、新しい生活をよ り楽しく充実させる「住生活プロデュース企業」を目指すべく、当社グループは以下を基本理念としておりま す。
<ミッション(私たちの使命)>
私たちは、「探す・買う・暮らす」をつなぐ、住生活プロデュース企業です。
(ARUHIの家の検索で探す)
・家賃が決めるベストな家とベストなローン
・世界初の不動産フィンテックサービス
(ARUHIの住宅ローンで買う)
・住宅ローン取扱高、国内No.1へ
・多様な商品、多様なチャネル、テクノロジーを駆使したサービス
(ARUHIのサービスで暮らす)
・最も多様で最も嬉しい住生活関連サービスを提供
<バリュー(私たちが重んじる価値)>
・お客さま満足の追求
・倫理観・誠実性・持続性
・尊敬と感謝
・チームワークと風通しのよいカルチャー
・働き方と人材の多様性
・イノベーション・チャレンジ・スピード
(2)全社戦略
当社グループは経営の基本方針に基づき、住宅ローンの契約を核に、お客さまとの長期にわたる関係を活か し、お客さまと金融機関、不動産会社、消費者向けメーカーやサービス業者の住まいと暮らしに関するあらゆる ニーズをマッチングするためのプラットフォームの構築を目指しております。
(3)目標とする経営指標
当社グループは、利益ある成長を経営目標とし、営業収益及び親会社の所有者に帰属する当期利益を重視して おります。
(4)中長期的な事業戦略と対処すべき課題
住宅ローン市場を取り巻く環境としましては、長期的には少子高齢化に伴う人口の減少によりマーケット全体 は縮小傾向に向かうと予想されるものの、住宅需要は人口よりも世帯数に影響を受けることから、人口減少に比 して世帯数自体は大きく減少しないと想定しております。また、地域別では地方から大都市圏への人口流入を背 景とした住宅需要の活性化、セグメント別では国の中古物件流通促進政策を背景とした中古セグメント等、住宅 ローン市場において引き続き成長が見込める領域が存在すると想定しております。
このような事業環境を踏まえ、当社グループは、住宅ローン市場の成長ポテンシャルの着実な取込みを通じた シェアアップによる住宅ローン事業の中期的な成長を基盤としつつ、川上・川下領域への事業拡大を進めており ます。
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中期経営計画における主な取組み内容と対処すべき課題は以下のとおりです。
① 中核ビジネスの成長
(主な取組み内容)
当社グループはこれまで、お客さまのニーズに応じた多様な商品を、FC(フランチャイズ)店舗、直営店 舗に加えて不動産業者や大手デベロッパーなどを対象とする直販ホールセール営業やWebチャネル(ARUHIダ イレクト)など様々な販売チャネルを拡大して提供することでより大きな市場により効率よくアクセス可能 な体制を整備すると共に、全国に128のFC店舗と直営店舗/直販拠点を展開(平成29年9月30日現在)し、お 客さまの意思決定を左右する不動産業者への営業に加え、お客さまに住宅ローンの相談から手続きまでのア ドバイスを対面で行って参りました。
今後の取り組みとしては、変動金利商品を含む、商品ラインナップの拡充を目指すフルライン戦略やお客 さまが自らの希望に合わせてリアルチャネルとWebチャネルを自由に行き来できるオムニチャネル戦略を推進 することで、お客さまの多様化するニーズへの対応に引き続き取り組んでまいります。
加えて、テクノロジーの活用による認知度の向上(「ARUHI家の検索」及び「ARUHIマガジン」等)、利便 性の向上(Webチャネル「ARUHIダイレクト」)、クオリティオブライフの向上(住生活関連サービス「ARUHI 暮らしのサービス」)及び事務処理スピードの向上(RPA:Robotic Process Automation)等を図り、これら 4つのドライバーを成長エンジンとして、住宅ローン事業の中期的な成長を加速させて参ります。
(対処すべき課題)
a.変動金利型住宅ローン市場への参入
日本銀行によるマイナス金利政策や変動金利型住宅ローン金利引き下げ競争の激化を背景とした当社の主 力商品である「フラット35」の金利競争力が相対的に低下する可能性がある中で、当社グループは今後、 変動金利型住宅ローンを志向されるお客さまの開拓にも取り組んで参りますが、その際固定金利型住宅ロー ンである「フラット35」と銀行代理業者として取扱う変動金利型住宅ローンとでは、お客さまの属性に違 いがあること等から、新たな顧客層及び不動産会社等への営業強化による営業基盤強化、及び魅力的な変動 金利型住宅ローン商品の開発等が課題であると認識しております。
b.FC店舗網の拡大に伴う販売体制及びコンプライアンス体制の強化
当社グループはFC店舗網の強化に取り組んでおり、FC店舗を含む人材の安定的な確保と雇用の拡大、能力 向上及びコンプライアンス体制の強化が課題であると認識しております。従って、FC運営法人の指導サポー ト体制の強化、新規出店及び新規店舗の早期育成、許認可事業の全社横断的管理、継続的な臨店監査の実施 等に積極的に取り組むべく専門部署を設置し、引き続き販売体制及びコンプライアンス体制の強化に取り組 んで参ります。
c.Webチャネル(ARUHIダイレクト)の推進
当社グループはこれまでFC店舗や直営店等のリアルチャネルにおいて住宅ローンのお申し込み、ご契約に 関するお手続きなど幅広いサービスを対面で提供して参りましたが、多様化するお客さまのニーズに合わ せ、住宅ローンのWeb申込サービスである「ARUHIダイレクト」を開始いたしました。今後はリアルチャネル とWebチャネルを自由に行き来できる導線を確保し、オムニチャネル化へ向けた取り組みを推進していくこと が課題であると認識しております。
d.RPA(Robotic Process Automation)推進による顧客利便性と事務効率の向上
当社グループは住宅ローン業務において、最先端テクノロジーを活かしてバリューチェーン上の業務プロ セスの再構築に取り組み、お客さまの利便性と事務効率の向上に取り組んで参りましたが、今後も引き続き RPAを推進し、住宅ローン業務の自動化・ペーパレス化等を通じた更なる事務処理能力、精度の向上及び事務 コストの削減に取り組んで参ります。
また、RPA技術を用いた他金融機関等への事務受託サービス等、最先端テクノロジーを活かした新サービス の開発及び収益化に取り組んで参ります。
② 川上・川下領域への事業拡大
(主な取組み内容)
当社グループは住宅ローン事業を中核ビジネスと位置づけ、中核ビジネスの川上領域である家探しサービ ス「ARUHI家の検索」から、川下領域である住宅購入後の住生活関連サービス「ARUHI暮らしのサービス」の 提供によって、お客さまの生涯を通じて価値を提供できるよう事業領域の拡大に引き続き取り組んで参りま す。
具体的には、「ARUHI家の検索」とは、Webで家賃や年齢など、簡単な質問に答えるだけで、現在の家賃を ベースにしたおすすめエリア、物件種別及び条件に合う物件の提示や住宅ローンのシミュレーションを行う サービスであり、金融と不動産の両方に接点を持つ当社グループならではのポジショニングを活かして、過 去の取引データを基に住宅購入検討者に対して最適化された物件情報及びローン情報を提供しようとするも のです。
また、「ARUHI暮らしのサービス」とは、住生活に関する様々な提携企業の商品・サービスの優待特典を、 当社グループの住宅ローンを利用したお客さまに入会金・年会費無料で提供するサービスであり、今後も提 携社数の充実を図るとともにお客さまの利用効率向上に取り組んで参ります。
(対処すべき課題)
「住生活プロデュース企業」へ向けた事業ドメインの拡大
当社グループは、今後住宅ローン事業を核としつつ、「ARUHI家の検索」・「ARUHI暮らしのサービス」を はじめとする新しい住生活関連サービスの展開を推進して参りますが、従来のローンビジネスの枠組みを超 えて、住宅ローンを契機としたお客さまとの長期に渡るリレーションシップを活かし、住生活に関する様々 なニーズをマッチングする「探す・買う・暮らす」の一気通貫のプラットフォームを構築し、またこれらの 新規事業を軌道に乗せ、継続的な事業として確立することが課題であると認識しております。このため、金 融機関、不動産会社、消費者向けメーカー・サービス業者とも連携し、不動産フィンテックやロボアドバイ ザーといった新技術を積極的に取り入れ、当社グループのプラットフォームを通して、お客さまのニーズに 合わせた高付加価値サービスの構築及び収益化に引き続き取り組んで参ります。
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